母校の近くで世界的大発見!

先日、こんな記事を見つけました。
情動のコントロールに影響を及ぼすタンパク質の働きを発見 ~うつ病の病態解明・新規抗うつ薬の開発につながる成果~

 県心身障害者コロニー発達障害研究所では、これまで生体における働きが不明とされてきた「HDAC6(ヒストン脱アセチル化酵素6)」とよばれるタンパク質が、脳のセロトニン神経細胞*に多く含まれること、このタンパク質の働きが情動行動**の制御に関わることを明らかにしました。さらに、HDAC6の働きを抑制する薬剤には、抗うつ薬と同様の効果があることを、マウスを用いた実験で確認しました***。

 本研究成果は、うつ病の病態解明や新しい作用メカニズムを有する抗うつ薬の開発につながることが期待されるもので、このたび国際学術誌に評価されました。

脳のセロトニンと関係あるタンパク質の働きが明らかになったそうです。これにより、新たな抗うつ薬の開発などが期待されます。
こういう医学系のニュースはよく見かけますが、私がこのニュースに注目した理由は二つあります。

一つは、うつ病に関係する事だから。
メンタルヘルスに強い社労士を目指すとなると、こういう動向にも注意を払いたいのです。実際にこれか実用化されるのがいつなのか、本当に効果が出るのか、という事は解りません。が、そもそも仕組みすら解らない病気なのですから、こういう医学的知見の積み重ねによっていつかは解明するかもしれません。医学の専門家ではないのですが、そういう「良い」ニュースはできるだけ広めたいという思いもあります。

もう一つの理由は、この発見が、母校の高校の近くの施設であった、という事です。
母校と愛知県コロニーに何らかの関係がある訳ではないのですが、3年間通った学校の本当に目と鼻の先にある施設で、「世界に先駆けた」発見があったというのはうれしいものです。

自分の興味のある分野について、自分の生活と近いところで発見がある。そういう事実だけで、このニュースが特別に見えてしまったのです。まるで自分のために、自分に向けられたニュースであるかのような錯覚を覚えてしまいました。

あんな山の中で、こんな立派な研究がされていたと思うと胸が熱くなります。

 

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