自分自身は病気ではないが、ご家族の方が病気になってしまい、悩み、困っている方も多いと思います。そんな時は、お気軽に当事務所にご相談下さい。ご家族からのご相談も承っております。
○ご本人によるご相談が難しいご家族の方方の相談について
病気になってしまうと、なかなか自分自身で動きがとれなくなってしまうものです。特に、精神疾患の場合、気力がなくなってしまい、行動力が制限されてしまう事が多くあります。単に気力がないだけでなく、人と会うことができなくなってしまう事もあるでしょう。そんな時、ご家族がいらっしゃれば、いろいろと助け合うことができます。
障害年金の請求もそのうちの一つです。
動けなくなってしまったご本人に代わり、障害年金やいろいろな制度について調べているご家族の方は非常に多いと思います。一家の大黒柱のご家族が働けず入がなくなってしまった場合は、障害年金をご検討されると思います。
ご本人が動けず、人にも会えないという状況の時、家族だけで相談して良いのか迷っているというケースも多いと思います。
障害年金については、もちろんご本人の意思がなければ請求する事はできません。ですが、ご本人の意思さえあれば、ご家族の方を通じてやりとりをし、請求まで行うことはできます。実際、これまでも、主にご家族の方とのやりとりで請求した事例は沢山あります。
むしろ、ご家族の方には、障害年金の請求には積極的に関わってもらいたいとも思っています。ご本人の自覚している症状だけでなく、ご家族が客観的にみた症状も合わせる事で、より良い請求ができるからです。
○「親亡き後」問題について
長年病気を患っていても、ご家族で頑張って支えてきて障害年金を請求していないというケースがあります。しかし、ご両親が高齢になってしまい、将来支えきれるかが不安になってしまう、若しくはご両親が亡くなってしまった後のケアをどうするのかと不安になってしまう。そこで、初めて障害年金を検討したという方も多くいらっしゃいます。最近問題となっている、「親亡き後の生活」問題です。
成年後見などの制度の活用も考えられる分野ですが、経済的な収入に関して言えば障害年金の請求を検討すべきかと思います。
こういったケースの場合、初診日が古くて証明できないといったケースもあります。ご不明な点があれば、ご相談下さい。
ご家族が病気になってしまい困っている時は、まずご相談下さい。ご本人に障害年金の話をしようと思っても、制度が良く解らないので説明できないという事もあるかもしれません。ご本人が障害年金に積極的ではないけれど、家族としては制度を知っておきたいという事もあるかも知れません。そういう時は、ご家族の方だけでもご相談に応じますので、是非ご連絡下さい。