障害年金の手続、請求を、社労士などに依頼せず自分でできないか、というお問い合わせをよくいただきます。社労士などに依頼すれば余計な費用もかかります。ただでさえ経済的に困っているので、自分が頑張れば節約できるならしたい、そういう思いは解ります。
確かに、障害年金の請求自体は、ご自身だけですることも可能です。ある程度の事務経験があり、行政手続きに抵抗がない方ならなんとかなるでしょう。最近は年金事務所も親切になってきているので、何度も通えば書類はそろいます。
ただ、それはあくまで「形式的に」そろうという事に過ぎないのです。
審査請求などから関わる事案では、最初の請求をご自身でされているケースがあります。かなり頑張って書類を作成されたであろう事がよく解るのですが、残念ながら大事なポイントが押さえられていません。障害年金の審査は、時には全くおかしな判定をする事もありますが、多くの場合、認定されないのには、それなりの理由があるものです。せっかくご自身で頑張って請求手続をされたのにも関わらず認定されなかったそれらの事案にも、認定されなかった理由がありました。多くの場合は、診断書の内容が不適切というものです。
診断書の内容は成否を左右する最も重要な書類です。
診断書を医師に記載してもらうにあたっては、それなりに準備が必要です。ただ漫然と記載を依頼しただけでは、良い診断書にならない事があります。診断書の内容の中でも、日常生活に関する項目が特に重要なのですが、そうした事柄は、あまり医師も把握していない事が多いのです。こういった内容についてしっかりと整理し、医師に伝えなければなりません。
この様に、診断書をしっかりと書いてもらうには、ポイントをおさえた下準備が必要になってきます。けれども、初めて手続きをする場合、そのポイントが解らないまま提出してしまうことになりがちです。
その点、障害年金を専門にしている社労士は何度も手続きを行っているので、ポイントは解っています。よく解らないまま手探りで下準備をするよりも、熟知している専門家が手助けをする方がスムーズに事は運びます。確かに、専門家に依頼すれば、それなりの費用がかかってしまいます。しかし、手続きのわずらわしさの解消はもとより、ポイントをおさえた書類づくりは、それなりの価値があるものです。どう請求するか解らない方は勿論、上手くいくか心配な方は、一度専門家に相談してみてはいかがでしょうか。
当事務所では、初回の相談は無料で承っています。お気軽にご相談下さい。
