昨日、急に思いたって奈良方面へドライブに出かけました。
思いつきということもあって、時間的には出遅れ気味でしたが、青空の下、とても気持ちの良いドライブができました。
目的地の第1は法隆寺です。
小学校の修学旅行以来の訪問です。
所蔵されている仏像や宝物などが、ことごとく教科書掲載品で、さすが法隆寺、といった感じです。
ただし、拝観後に昼食として摂った茶粥はちょっと微妙な感じ。お茶漬けとの違いが解りませんでした・・・。
気を取り直して、少し離れた明日香村の石舞台古墳に向かうことにします。
時間があれば大神神社にも行きたかったのですが、ちょっと無理そうなので断念しました。
石舞台古墳と言えば、蘇我馬子の墓として知られています。
有力豪族だったので、もっとアクセスの良いところにあるのかと思いきや、割と山の中にありました。
とは言え、その辺りは天皇陵なども沢山ある、当時のVIP達の墓所。
もっと早い時間にきていろいろと見て回りたかったですね。
石舞台古墳は、見る前はたいしたことないのでは、と思っていましたが、あに図らんや、中々見所たっぷりの良い所でした。
石舞台の下はかなり大きな空洞になっていて、自由に中を見られます。
となりのおじさんがボランティアらしき人から説明を受けているのを便乗して聞いていると、全ての石の重心が穴の外にあるため、絶対に中には崩れ落ちない構造になっているのだとか。
他にも、雨水も全て穴の外に行くように設計されているそうで、飛鳥時代の土木技術、恐るべし、といった感じでした。
帰り道は、事故渋滞が3件も重なる不運ぶり。終始半クラッチを使ったノロノロ運転で閉口、快適とは言い難い道のりでした。
次に奈良に来ることがあるなら、明日香の古墳群をもっと詳しく見て回りたいと思いました。