【春日井市の社労士が告白】私がうつ病の障害年金請求で“他者の力”を借りた、たった一つの理由

障害年金の請求を前に、あなたの心をがんじがらめに縛り付けているものは、一体何ですか?

「複雑そうな手続きへの、漠然とした不安」でしょうか。
それとも、「本当に自分なんかが受給できるのかという、自信のなさ」でしょうか。

こんにちは。愛知県春日井市で、うつ病や双極性障害など、精神疾患の障害年金を専門にしている社会保険労務士の渡邊智宏と申します。そして私自身も、あなたと同じように、双極性障害という病と共に生きる一人の当事者です。

かつて、私が自分の障害年金を請求しようと決意した時。私の前に立ちはだかった最大の壁は、手続きの複雑さではありませんでした。専門家ですから、知識はありました。では、一体何が、私の足をすくませ、動けなくさせたのか。それは、もっと根源的で、この病気を抱える者なら誰もが直面する、たった一つの問題でした。

そして、その巨大な壁を乗り越えるために、専門家である私が最終的に下した決断。それは、「他者の力を借りる」ことでした。

この記事は、私がなぜ、独りで戦うことをやめたのか。その「隠された事実」を初めて告白し、あなたが今抱えている本当の苦しみの正体と、そこから抜け出すための最も賢明な道筋を示すものです。これは、あなたを過去の私と同じ場所で、同じように苦しませないための、私の心からのメッセージです。

〈目次〉

 

はじめに:専門家でさえ動けなかった、障害年金請求のリアル

少しだけ、私の話をさせてください。
双極性障害と診断され、それまで勤めていた会社を辞めざるを得なくなった私は、長い引きこもり生活を送っていました。数年が経ち、症状が少し落ち着いてきた頃、私は社会復帰の道を模索し始めます。

しかし、フルタイムで働く自信は到底ありませんでした。そこで選んだのが、自分のペースで働ける「自営業」、そして国家資格である「社会保険労務士」という道でした。資格専門学校に週2回通うことから体を慣らし、なんとか試験に合格。それは、長いトンネルの先に見えた、小さな光でした。

社労士の仕事は多岐にわたりますが、私は自らの経験が活かせる「障害年金」の分野に、自然と惹かれていきました。自分の病気の経験が、同じように苦しむ誰かの役に立つかもしれない。そう信じて、春日井市に事務所を構え、障害年金の専門家として歩み始めたのです。

何件か、ご依頼者様の請求をお手伝いする中で、私はある事実に気づきます。
「あれ?一年を通して体調の波があり、人並みに働けない今の自分も、十分に障害年金の対象になるじゃないか…」

専門家として仕事をするまで、自分自身が対象になるなど、考えたこともありませんでした。灯台下暗し、とはまさにこのことです。

さあ、あなたならどう思いますか?
障害年金のプロが、自分の請求をする。これほど簡単なことはない、そう思われるかもしれません。私も、そう思っていました。

しかし、現実は全く違いました。
「よし、自分の請求をやろう」と思い立ってから、実際に行動へ移すまで、実に数ヶ月もの時間を要したのです。駆け出しでしたので、仕事が山積みで身動きがとれなかったというわけではありません。時間は、ありました。それなのに、どうしても第一歩が踏み出せないのです。

 

第一の壁:分かっているのに動けない地獄

他人の請求はできるのに・・・自己嫌悪に陥った日々

社労士として独立し、障害年金の専門家として歩み始めた私が直面した、最大の皮肉。それは、「ご依頼者様の請求手続きはできるのに、自分の手続きの第一歩が、どうしても踏み出せない」という、困った現実でした。

頭の中では、やるべきことは全て分かっています。初診日を確定させ、受診状況等証明書を取り寄せ、診断書の依頼をし、病歴・就労状況等申立書を書き上げる・・・。その一つひとつの手順も、注意点も、全て理解している。

それなのに、体が動かない。
「明日こそ、病院に電話しよう」
「週末に、申立書を書き始めよう」
そんな「明日やろう」を、毎日毎日、呪文のように唱え続ける。そして、何もできないまま一日が終わり、自己嫌悪と共に眠りにつく。そんな日々が続きました。

知識があるからこそ、「やるべきこと」の膨大さと、その一つひとつに潜むリスクが見えてしまう。それが、かえって私の足を重くさせました。

「専門家としての自分」が、「当事者としての自分」を責め立てるのです。
「なぜできないんだ?やり方は分かっているじゃないか」
「他の人のためには動けるのに、なぜ自分のことになるとダメなんだ」

この、プロとしてのプライドと、病気の症状との乖離が、私の心を少しずつ、しかし確実に蝕んでいきました。

 

私が下した、最初の「依頼」という名の約束

ここで、少し恥ずかしい、しかしこの記事で最も重要な事実を告白します。
この、出口のない泥沼から抜け出すために、私が最終的に取った行動。それは、信頼する仲間の社労士に、自分の障害年金の請求をする決意を表明し、「進捗を報告する」という“約束”を取り付けることでした。

私には、同じ時期に開業し、同じように障害年金を専門とする、戦友と呼べる友人がいました。そして、驚くべきことに、彼もまたギランバレー症候群という難病を抱える当事者でした。さらに、彼も私と同様に、「自分の障害年金が対象になる」と知りながら、請求できずにいたのです。

境遇も、悩みも、全く同じ。
私たちは、顔を合わせるたびに「お互い、分かっているのに、できないね」と、苦笑いを浮かべるばかりでした。

ある日、私は彼に持ちかけました。
「二人で、同時に、自分の障害年金の請求をやらないか?」

病気の種類は違えど、当事者と専門家、両方の視点から互いのケースを共有すれば、きっと学びになる。そして何より、互いに進捗を報告し合うという“縛り”を設ければ、後回しにしがちな自分自身の問題に、真剣に向き合えるのではないか。そう考えたのです。

彼は、私の提案に快く乗ってくれました。
こうして、私たちは互いの障害年金請求の進捗を報告し合うことを、固く約束したのです。

実際の作業は、当然ながら全て自分自身で行いました。書類を集め、文章を書き、医師と話をする。しかし、もし、この「他者との約束」という名の“外部エンジン”がなければ、私は永遠に、あのスタートラインにすら立てていなかったでしょう。

専門家でさえ、独りでは動けないのです。
これこそが、うつ病や双極性障害という病気の、本当の恐ろしさなのだと、私は身をもって知りました。

 

【解決策】あなたに必要なのは知識ではなく「外部エンジン」

もしかしたら、この記事を読んでくださっているあなたも、かつての私と同じではないでしょうか。
障害年金をもらいたい。もらわなければ、生活が立ち行かない。そう思っているのに、どうしても動けない。「明日やろう」と思いながら、時間だけが過ぎていく・・・。

それは、決してあなたの意志が弱いからではありません。
病気が、あなたの中から「行動のきっかけ」という、人間が前に進むために不可欠なエネルギーを、根こそぎ奪っているのです。知識の有無は、関係ありません。やり方が分かっていても、最初のスイッチを押すことができないのです。

だとしたら、答えはシンプルです。
その「きっかけ」を、外部に求めればいい。

専門家に依頼するということは、あなたのために計画を立て、あなたのために動き続けてくれる、最も強力で、最も信頼できる“外部エンジン”を手に入れることなのです。あなたを引っ張ってくれる機関車を、隣に置くことなのです。

病気で苦しんでいるあなたが、自分自身の力だけで、この重い列車を動かそうとするのは、あまりにも酷な話です。その最初のひと押しを、私たち専門家に任せてみませんか。

 

第二の壁:専門家になったからこそ知った自己分析という拷問

プロの視点が暴き出す、本当の地獄

「外部エンジン」を手に入れ、ようやく請求準備という名の列車を動かし始めた私。しかし、その先に待ち受けていたのは、予想だにしなかった、さらに深い絶望の谷でした。

それは、「専門家になったからこそ、自己と向き合う本当の地獄を知ってしまった」という、新たな苦しみです。

もし、私が障害年金について何も知らない素人だったら、ここまで苦しまなかったかもしれません。
しかし、専門家である私は、嫌というほど知っていました。等級を左右するのは、病名や症状の重さそのものではない。診断書に書かれた、たった数行の「日常生活の状況」なのだと。

そして、その数行に説得力を持たせるためには、自分自身の人生の「ダメな部分」「情けない部分」「惨めな部分」を、根こそぎ洗い出し、客観的な言葉で、医師に赤裸々に伝えなければならないのです。

これは、自分自身の魂を削るような、壮絶な作業でした。
風呂に入れなかった日々のこと。
ゴミに埋もれて暮らした部屋のこと。
誰とも話さず、社会から孤立していた日々・・・。

それらを思い出し、リストアップするたびに、強烈な自己嫌悪に襲われる。「こんなこともできないのか」「こんな生活を送っているのか」と、自分自身を軽蔑してしまう。

専門家としては、これらを戦略的に診断書に反映させなければならないと分かっている。
しかし、当事者としては、その記憶に触れること自体が、耐えがたい苦痛なのです。

この「自己分析」という名の拷問こそが、私の足を再び止め、請求のプロセスをさらに困難なものにした、第二の壁でした。

 

私が持つ「二重の知見」という、唯一無二の強み

しかし、皮肉なことに、この地獄のような経験こそが、今の社会保険労務士としての私の、最大の強みを形作ってくれました。
この経験を通して、私は、他の誰にも真似できない、「二重の知見」を手に入れたのです。

  1. 当事者として、うつ病や双極性障害の“リアル”な苦しみを知っている。
    あなたが言葉にできない、漠然とした不安。行動できないもどかしさ。自己嫌悪の渦。その全てを、私は理屈ではなく、原体験として知っています。
  2. 専門家として、その苦しみを「等級に結びつく言葉」に翻訳する方法を知っている。
    あなたのその苦しみが、障害年金の審査において、どのような意味を持つのか。それを、法的な根拠と実務経験に基づいて、最も効果的な「言葉」へと変換する技術を持っています。

よく、「患者さんに寄り添って」という言葉が使われます。しかし、私は少し違うかもしれません。私は、あなたに「寄り添う」のではありません。

同じ苦しみを分かち合う「同志」として、あなたの隣に立ちます。
共に、障害年金という難敵に立ち向かう「戦友」として、あなたの痛みを「知って」います。

もちろん、症状の現れ方は、人それぞれ千差万別です。だからこそ、丁寧なヒアリングが何よりも重要になります。私がヒアリングを行う際、それは単なる事務的な質問の繰り返しではありません。

「私の場合、こういうことで本当に苦しかったのですが、あなたの場合はどうですか?」
そんな風に、私自身の経験を一つのものさしとして、あなたの、あなただけの苦しみを、深く、正確に理解することができるのです。

 

【解決策】あなたの苦しみを「等級に結びつく言葉」へ翻訳します

障害年金請求で、最も心がすり減る「自己分析」の作業。
それを、あなたの痛みを本当に理解できる人間に、任せてみませんか?

私が、あなたと一緒に、あなたの人生と向き合います。
そして、あなたの言葉にならない苦しみを、あなたの未来を支えるための、最も強力で、最も的確な請求「武器」請求へと、私が翻訳してみせます。

 

【結論】あなたの苦しみを、あなたの「未来」に変えるために

障害年金の請求プロセスは、多くの当事者にとって、ただ辛く、苦しいだけの道のりです。
しかし、信頼できるパートナーと組むことで、それは「自分の人生を客観的に見つめ直し、次の一歩を踏み出すための、価値ある時間」に変わり得ます。

私が経験した「2つの壁」は、あなたが独りで、歯を食いしばって乗り越える必要は、全くありません。

  • 動けないあなたのための、強力な「外部エンジン」として。
  • 自己分析の苦しみを分かち合う、唯一無二の「同志」として。

私が、あなたの隣にいます。
私の知識、経験、そして何より、この「二重の知見」という強みの全てを、あなたのために使わせてください。

 

春日井市・愛知県で障害年金にお悩みの方へ

あなたが今、本当に戦うべき場所は、複雑な書類や役所の窓口ではありません。
あなたの心と体の中。ただ穏やかに休み、回復することだけが、あなたの最優先事項なのです。

どうか、書類との戦いは、その道のプロに、そしてあなたの痛みが分かる当事者に、任せてください。
あなたが安心して治療に専念できる環境を整えること。それが、私の仕事であり、使命です。

もし、かつての私のように、たった一人で悩み、動けずにいるのなら。
まずは一度、お話を聞かせていただけませんか。初回のご相談は無料です。あなたからのご連絡を、心よりお待ちしております。

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